包装まめ知識

包装まめ知識-包装一般

個装 内容物個々の保護や内容物の商品価値を高めるために適切な材料や容器などを施す技術または施した状態。商品として内容物の表示や広告などの情報伝達の媒体として使用される。
内装 包装貨物の内部の包装で、輸送・保管時に内容物に加わる水、湿気、光熱、衝撃や害虫などの外敵を考慮し適切な材料や容器などを内容物に施す技術または施した状態。
外装 包装貨物の外部の包装で、内容物または包装物を箱、袋、たる、缶などの容器に入れ、あるいは容器に入れずに取扱いし易いよう結束し、内容物の表示などを施す技術または施した状態。
紙器 外装段ボール箱を除いた紙、板紙で作られた容器の総称。
カートン 板紙や段ボールでできた箱の総称。
トレー 紙、プラスチック、アルミはくなどの材料を用いて作られたふたの無い浅い容器の総称。
マルチパック 内容物または包装物を2個以上まとめ販売単位の拡大や取扱いの利便性を目的とした包装物。
軟包装 柔軟性に富む紙、プラスチックフィルム、アルミはく、布などの材料で構成する包装の総称。
シュリンク包装 内容物をシュリンクフィルムで覆い、加熱収縮させて内容物を強く固定・保持する包装。
ストレッチ包装 内容物を単体または複数個まとめて側面をストレッチフィルムを引張りながら包み、内容物を強く固定・保持する包装。
カートニング 内容物を板紙製小箱に挿入し、フラップを折畳んで差込みまたは糊付けなどをすること。
封緘 内容物を入れた包装容器の開口部分をテープ、接着剤、ヒートシールなどで封じて内容物を保護すること。
ヒートシール 熱可塑性プラスチックのフィルムやシートなどを熱接合すること。熱板シール、バンドシール、熱風シール、インパルスシール、高周波シール、超音波シールなどの方式がある。
結束 複数の内容物または包装物を、まとめてひも、バンド、テープ、ワイヤーなどで縛って固定すること。
緩衝材 輸送又は荷扱い中の商品が、外部からの衝撃などによって破損しないように保護するための素材。
パレット フォークリフトなどを使用した倉庫作業・運搬作業に使用される荷積み台。 当初、木材が主流であったが、 耐久性などの理由によりプラスチック製の物が現れている。 また、 パレットのワンウエイ化などの理由で紙製のパレットも使用されるようになっている。 その形状は、積み板が片面だけの物、両面の物、フォークの差込口が、2方向の物、4方向の物などがある。 また、コンテナー式のパレットも使用されている。
ストレッチ
フィルム
パレット上の品物の集積に使用されているフィルム。同じ用途として、PPバンド、紐、シュリンクフィルムなどがある。